【Meet the Orchestra 番外編】メンバーが語る、楽団の魅力とは!

本番前日のリハーサルにお邪魔しました!

前編・後編を読んでいない方はこちら


まずは、丁寧な音作りから。

スケールを1音8拍ずつ、全員で音色音程感覚を合わせていきます。

リハーサルの最初はじっくりと自分たちの音と向き合い、耳を全集中

音とホールがどんどん馴染み、響きの振動が増幅している….。

さらに、楽器別で4グループに分かれてロングトーンをすることで、よりフォーカスした音作り。

おとペディア

この間にも「ここ(指揮台上部あたり)に音を集めるイメージで」と、全員の意識の方向性を集めるリハーサルが非常に印象的でした。さらに今回のプログラム曲の練習も、丁寧に、そしてメンバー全員が真摯に演奏されている姿を拝見し、リハーサルにもかかわらず圧倒される一同….。

団員さんへインタビューもしました!

チューバ:下村 康雄さん

入団して何年目?

今年で3年目になります。

入団のきっかけは?

大学のサークルに吹奏楽がなくて「どうしよう」とTwitterでつぶやいたところ、たまたま高校の先輩で副指揮者の敦賀谷さんから『チューバ募集してるけど、どう?』と。さらに練習場所が大学の通学途中にあったので「行ってみようかな」ということで、そのまま入団しました。

この楽団でやりたいことは?

いずれチューバのソロを吹いてみたいです。

楽団の魅力をおしえてください

まずは福田先生が指揮を振られていること。そしてメンバー全員がバランスの良い音を出していること。うまく言い表し難いのですが…普通のアマチュアだけど、ほかの楽団とはちょっとなにか違うなって感じるような聞こえ方がするんです。


クラリネット:印南 茉那さん

入団してどのくらい?

2019年からなので2年半くらいです。

普段の練習時間や練習場所はどうしているの?

週1で楽団の練習があるので土曜日に練習したりしています。時間がありそうだったら平日にも練習しています。基本的には週1〜2日です。お家では練習ができないので、スタジオを取ったり、今は難しいですがカラオケで夜に練習しています。

両立が大変だなって思うことは?

学生の時に比べて日々練習ができず、合奏以外の基礎練などの時間も取りにくかったので、社会人になりたての頃は「どうしようかな」と思っていました。社会人3年目の今は時間をやりくりできるようになってきたので、個人的にレッスンへ通ったりしています。

団体の魅力をおしえてください!

元気のあるサウンド!吹奏楽のオリジナル曲もやりつつ、ポップスやアニメの曲などもできるので皆が楽しめるというところが魅力です。そして作曲家の福田先生にも指揮していただけるのも大きな魅力です。


団長、トロンボーン:村 拓人さん

入団してからどのくらい?

2013年入団なので8年目です。

団長になったきっかけは?

前団長が辞めるという話になった時に、当時は会計担当の役員をしていたこともあって立候補しました。

会計担当と団長のお仕事の違いや、団長ならではのお仕事は?

会計はお金に関することを中心に取りまとめていますが、団長になった今は人にフォーカスしています。例えば、団員がどういうことを考えているのか、この係忙しそうだなという時に仕事を割り当てるといったことがメインになっています。より団員に目がいくようになりました。

楽団のアピールポイントを教えてください!

モチベーションの高いメンバーが多い!プロではないので仕事にはしていませんが、音楽に夢中ということもあって、毎週日曜の練習の出席率も7,8割を保つことができています。とにかく音楽が大好きな人が多いところが魅力かなと思います。


クラリネット:村上 菜月さん

入団してどのくらい?

第1回の最初からなので、15年になります!

入団のきっかけは?

当時私が中学生の時に福田先生が講師として指導にいらしたんです。さらに高校で部活をしていた時に、高校のOBから「福田さんが楽団をやってみるんだけど来てみない?」と言われて。1番最初のまだ楽団にはなっていない練習会という発足の時からいたので、そのまま入団しました。

高校生から入団していたとのことですが、大学受験勉強の両立は?

受験勉強して、そのまま高校3年生もコンクールに出て…。ここの12月の定期演奏会には出たかったので、10月には受験を終わらせてそのまま定期に出ました!!

この楽団に入ってよかったなぁと思うことは?

いろんな年齢、職業…日常生活を送っていたら絶対に出会あわない人と同じ場で同じ音楽を作れて、同じ曲を作るなかでみんなで「あーだこーだこうしたほうがいい」とか、時にぶつかることもあるんですが、そこで運営のところも含めて全員で演奏会を作れる。私は今医療従事者なのでコロナ対策の情報のお話をしたり、お客様対応が上手な方がそういう情報をくれたり、皆の知識を集合させて1つの演奏会ができたときは、「頑張って良かったな〜」って思います。あとは、それぞれこの曲やりたいけどこの譜面が..という時は、福田さんや敦賀谷さんを含め皆で意見を言い合えるところも良いところです!

すぎなみ彩楽ウインドシンフォニーの皆さん

ありがとうございました!!!!!

次回はお待ちかね、作曲家 福田洋介氏の単独インタビュー。貴重なお話がたくさん…必見です!